第2618回例会 卓話「会員増強及び拡大月間」

担当:会員増強委員長 西嶌洋一君

会員増強の必要性と職業奉仕

講師:壽永純昭君


・渡辺ガバナーのテーマ「Light up Myself」(自分自身に輝きを)
・地区方針 ①会員増強 ②公共イメージと認知度の向上 ③寄付
・ロータリークラブの命題「会員増強」


①ロータリアンの使命は、クラブ奉仕と職業奉仕です。職業奉仕を進行していく過程で、ロータリーのメリットについて話しあう中で、会員増強へとつながり(職業上の信頼関係)、「あなたが言うなら私も入ってみましょう」となります。私が、ロータリアンとして輝いていなければならないからクラブ奉仕をし、職業奉仕を通じて会員増強につなげる。

②景気が悪い!会費が高い!出席が厳しい!等々いろいろ理由を上げて会員増強が進まない。ロータリーに入会したが、会費が高い!寄付金が多い!入会したメリットがない!退会に行く悪循環を繰り返してしまいます。ロータリーに「メリット」が有るのか?それとも何かの都合でデメリットに働いているのか?人為的なものならそれを廃止すればメリットに働くのか?

a,質より量の時代
1990年台~ 2000年を迎える少し前、ローターにもバブルが有りそしてはじけました。その結果が現在に至る会員の減少であり、クラブの衰退です。出席率が8割を割り込むクラブが点在します。会員増強をスタートさせる前にその原因と対策を考えましょう。質より量に走ってしまい、クラブ奉仕・職業奉仕より、より華やかな社会奉仕に力が入ってしまった事を反省すべきです。原点であるシェルドンの「奉仕の理念」を今一度考えて下さい。「23-34」を思い出して下さい。(クラブが基本「) 私は儲けたいという利己の心と、他人の為に尽くしたいという利他の心が常に葛藤を繰り返します。相反する心を調和するのがロータリーの奉仕の理念です」利己の心とは事業を繁栄させる事が職業奉仕ですが、対社会的ボランティア活動がもてはやされて、ロータリークラブがメリットを失い、魅力を失いました。

b,量より質を求めよ!
「自利利他」早く気がついて下さい!自クラブの例会は、全員が事業に携わる企業人であり、相談も可能です。自らの事業において他人の幸せを考えて奉仕する結果が、自らの利益になる、その利益でさらなる大きな奉仕を行う、自クラブの例会こそが宝の山なのです。例会の重要性を今一度フォーラムで語り合ってください。

③奉仕の理念
日光東照宮の三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)は、見て見ぬふりをして論争をしないのですが、反対に秩父 神社の三猿(見て、聞いて、話そう)は、真実を求め深く掘り下げて行くのです。大切なことは、自分自身の、目で耳で口で真実を求め原点を知る事です。・他人からしてもらいたいことを他人にする。
・他人に奉仕すれば利益を得られる。
・仕事の成功方法とは、奉仕の理念によって継続的に利益を得られる顧客を確保する。
(シェルドンの黄金律)

④ロータリーは宗教ではなく人生哲学!
不景気で不安定な今だからこそ、ロータリアン同士が助け合い、その力を業界や地域社会に拡大させていく必要があり、このすばらしさを世間に知らせる為に大きな広報(公共イメージ)となり会員増強の引き金になって行くのです。
会員増強はあなた自身の職業奉仕の姿勢が問われているのですよ!「一人が一人の増強を」
「あなたがそれほど良いと言うなら入ってみるか!」と言わせてください。
○サクセス・ジャパン大作戦の推進(2015.6.30まで)




次年度地区会員増強・維持セミナー

講師:西嶌洋一君




クラブ会報・IT委員会 2014年 7月 29日 火曜日 | | 例会